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2025.09.10
病院新聞コラム『すべての病院にヘリポートを』第8回掲載のお知らせ
当社が病院新聞にて連載中のコラム『すべての病院にヘリポートを』の第8回が掲載されました。
今回は「電気式融雪アルミデッキ製ヘリポート」を取り上げています。
以下コラム本文
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すべての病院にヘリポートを8
電気式融雪アルミデッキ製
冬季のヘリポートの運用に当たって、特に降雪量の多い地域では、雪の影響を踏まえた安全対策が欠かせない。離発着時にヘリコプターのローターから吹き下ろすダウンウォッシュによる雪塊や氷柱の飛散、またホワイトアウトによる事故などを防止するためだ。
ヘリポートの設置に当たっては、雪の影響を避けるために嵩上げしたり、建物屋上に設置したりすることが推奨されている。地上ヘリポートは、周辺の積雪が飛行障害となりやすく、融雪が必要な範囲が広いからだ。
ただ、建物屋上に設置しても雪の影響がなくなるわけではない。積雪を融かす範囲を適切に設定し、効率的な運用につなげることが重要なポイントとなる。
積雪対策の好事例としては、立体駐車場の屋上に電気式融雪アルミデッキ製ヘリポートを設置した長野赤十字病院(長野県長野市)が挙げられる。基幹災害拠点病院として万一の災害にも備え、24時間対応を可能とするヘリポート照明も整備している。
2014年7月の運用開始当初の新聞報道によれば、従来、同院が利用していた河川敷の臨時ヘリポートと比較して、患者搬送時間が約10分短縮されたという。冬季の厳しい気象条件下でもヘリポートの積雪を防ぎ、年間を通して安全で安定したヘリコプターの離発着を実現している。
このヘリポートを施工したのは、ヘリポートの設計・施工を手掛けるエアロファシリティー(東京都港区)だ。同社が提案するアルミデッキ製の着陸帯は熱効率に優れ、従来のコンクリート製に比べ、融雪熱源(電気代)が半分以下で済む。病院経営の厳しさが増す中で、運用コストの低減につながるアルミデッキ製のヘリポートは病院経営の観点からも有効な選択肢の一つと言えるだろう。(取材協力・写真提供=エアロファシリティ)
(病院新聞 第2859号 2025年9月4日発行)
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・掲載媒体:病院新聞
・掲載頻度:月1~2回
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