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エアロファシリティーからのお知らせです
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2025.06.30
病院新聞コラム『すべての病院にヘリポートを』第7回掲載のお知らせ
当社が病院新聞にて連載中のコラム『すべての病院にヘリポートを』の第7回が掲載されました。
今回は国立病院機構浜田医療センターのヘリポートを取り上げています。
以下コラム本文
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すべての病院にヘリポートを⑦
国立病院機構浜田医療センター
国立病院機構浜田医療センター(島根県浜田市)は、救急救命センターに隣接した駐車場の一部に地上15メートルまで嵩上げしたアルミデッキヘリポートを設置している。ヘリポート下部には防災備蓄庫を設けて災害時の支援物資を保管。ドクターヘリによる平時の救急患者の受け入れと災害対応の機能を併せ持った施設だ。エアロファシリティー(東京都港区)が施工し、2014年4月から運用を開始している。
同ヘリポート設置の背景には、医師不足などの構造的な問題に加え、同センターの地理的な課題もあった。島根県浜田市は日本海に面し、市内の平地の大部分が津波ハザードマップの対象地域に含まれており、嵩上げする必要性があった。
また、島根県は、離島や中山間地域が多くを占め、救急車による搬送では、救急現場から医療機関まで1時間以上を要する場合も少なくなかった。2019年6月からドクターヘリの運用を開始し、現在では、県の防災ヘリコプターと連携しながら救急体制および広域的な転院搬送体制の強化を図っている。
救急と災害対応の強化に向けた同センターの取組み姿勢は、着陸帯のデザインにも反映されている。『広報はまだ』によると、同地域の伝統芸能である「石見神楽」で使われる「茅野輪」をモチーフに描き、ドクターヘリが離発着するたびに患者の病気と災いが清められる願いを込めたという。
エアロファシリティーは、病院が持つ独自の取り組みや理念を汲み取り、機能性だけでなく美しいデザインのヘリポート建設にも注力している。(取材協力 写真提供 = エアロファシリティー)
(病院新聞 第2850号 2025年6月26日発行)
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・掲載媒体:病院新聞
・掲載頻度:月1~2回
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