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2025.10.30

病院新聞コラム『すべての病院にヘリポートを』第9回掲載のお知らせ


当社が病院新聞にて連載中のコラム『すべての病院にヘリポートを』の第9回が掲載されました。
今回は「山梨中央ロジパークヘリポート」を取り上げています。

 

以下コラム本文
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『すべての病院にヘリポートを』9
2つのヘリポートで災害時も迅速対応

 

ヘリポートの設置に当たっては、平時から利用して災害に備えるフェーズフリーの観点が大切だ。本連載でも繰り返し提言してきた。富岳通運(山梨県甲府市)が設置した山梨県中央ロジパーク(山梨県中央市)もその1つ。24時間体制で稼働する物流インフラとして機能する一方、災害時には被災者支援にあたる。

 

同施設は、中央自動車道や新山梨環状道路に隣接する交通要衝に位置。約3万8661平方メートルの敷地に路線ターミナル練と物流倉庫棟が立ち、それぞれにエアロファシリティーが施工したアルミデッキ製ヘリポートと航空灯火設備が備えられている。着陸帯の面積は40メートル四方あり、アルミデッキ製としては国内最大。国内最大級の自衛隊輸送ヘリ(CH47、機体重量23トン)の離着陸が可能だ。

 

物流施設として山梨県内屈指の好立地を生かし、平時は県内サプライチェーンの物流や製品ストック基地として活用されている。

 

一方、地震や水害などの災害時には、被災した近隣県から2000人程度の被災者の受入れも可能。ヘリポートを活用し、同施設に備蓄している食料や衣料、日用品などの支援物資の輸送や傷病者の搬送も行う。迅速な対応が求められる場合でも、2棟それぞれにヘリポートが設置されていることからヘリコプター2機が同時に離着陸することで効率的な運用が可能だ。

 

エアロファシリティーによると2014年2月に山梨県内で発生した豪雪災害もヘリポート設置の要因の1つになったという。この雪害では、緊急支援物資の搬送や孤立した住民の避難にヘリコプターが活躍し、陸路だけでなく空の活用の重要性が広く認識された。富岳通運は将来的に空飛ぶクルマの運用も視野に入れており、更なる空の活用に期待を寄せている。(取材協力・写真提供=エアロファシリティー)

 

(病院新聞 第2867号 2025年10月30日発行)
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・掲載媒体:病院新聞
・掲載頻度:月1~2回
・過去のコラムはこちら

『すべての病院にヘリポートを1』

『すべての病院にヘリポートを2』

『すべての病院にヘリポートを3』

『すべての病院にヘリポートを4』

『すべての病院にヘリポートを5』

『すべての病院にヘリポートを6』

『すべての病院にヘリポートを7』

『すべての病院にヘリポートを8』

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