エアロファシリティー株式会社

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2019.12.18

エアロファシリティーは防災・減災のためのヘリポートの設置を提案しています。(防災ヘリポート)


エアロファシリティーは防災・減災のためのヘリポートの設置を提案しています。特に病院への設置は最適と言えます。

災害時に病院は、地域住民が助けを求めて駆け込む〝駆け込み寺〟としての役割を果すとともに、万一病院機能がダウンした場合には患者を他の医療機関に搬送しなければならないからです。

近年、地震や水害による停電および断水により病院の診療機能が維持できなくなる事態も起きています。この場合、重篤な入院患者を中心に他の医療機関へ搬送しなければなりません。さらに津波や豪雨による浸水、また雪害により建物自体が孤立し、陸路による搬送が困難であれば、ヘリコプターが重要な役割を果たすことになります。

この際、ヘリポートの有無が救助活動の成否を左右すると言っても過言ではありません。例えば、患者をホイスト装置でヘリコプターに吊り上げる場合、1人の救助に10分はかかりますが、ヘリポートがあれば、1分で10人は救助できます。一刻を争う状況の中でこの差は無視できません。2019年の台風19号の被害では、ヘリコプターによるホイスト救助で被救助者を落下させてしまうという、あってはならない不幸な事故も発生しています。ヘリポートさえあれば救える命があるのです。

ただ、ヘリポートの設置にはコストがかかります。しかし、いざというときに何人もの命を救うことができます。決して高い投資ではありません。

 

「エアロファシリティーの防災ヘリポート」

 

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