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基礎知識

空飛ぶクルマと屋上Vポート

2021.08.18

空飛ぶクルマと屋上 Vポート HマークやRマークは使用できない


既存の大規模ビルの屋上に「H」や「R」と示されたヘリポートのようなものがあります。これは緊急離着陸場(H)や緊急救助用スペース(R)と呼ばれるものです。「あそこに『空飛ぶクルマ』は降りられるのでは?」とお思いの方が多いようです。▼『新・ヘリポートの造り方』で詳しく説明していますが、あの「H」マークや「R」マークはヘリポートを示すものではありません。▼したがって、一般のヘリコプターは着陸できないのです。そのビルで火災が発生したときに消防ヘリが消火・救助活動のために利用する場所なのです。

 

緊急離着陸場は火災時の消化・救助活動の為の施設

「R」マークは消防ヘリがホバリングするための場所として設計されていますので、着陸に耐え得る強度はなく、着陸すると壊れてしまう可能性があるのです。「H」マークは「R」マークよりは強度があるのですが、それでも繰り返しの着陸は想定されていないのです。あくまで火災時のみを想定した消火・救助活動用の施設なのです。「Vポート」への転用は無理でしょう。

 

Hマークは消火・救助活動に限って着陸できるが、繰り返しの着陸はできない
Rマークは床面強度がないため着陸できず、ホバリングでの救助活動となる

(「Vポート」Vertiport の略称、その他の呼称はバーティポート、バーチポート、ヴァーティポート、ヴァーチポートなど)

書籍案内「空飛ぶクルマと屋上 Vポート」



			

緊急離着陸場とバーティポートは構造が違います。

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