エアロファシリティー株式会社

コラム

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「新・ヘリポートの造り方」

2025.07.30

なぜ防災・減災ヘリポートが必要なのか


2018年7月の西日本豪雨では、倉敷市真備町が大規模浸水に見舞われ、「まび記念病院」では避難してきた地元住民、入院患者、医師など300人以上が孤立しました。
自衛隊ヘリによる救助が始まりましたが、想像以上に時間がかかってしまったのです。

ホイストでは1人の救助に10分、ヘリポートがあれば5分で10人救助

この時の救助はワイヤーで一人ずつ引き上げる「ホイスト救助」でした。
この方法だと1人の救助に10分近くかかります。
もし病院の屋上にヘリポートがあれば、一度に10人以上が搭乗でき、300人の救助も数時間で完了できたはずです。

 


ホイストでは1人の救助に10分

 


ヘリポートがあれば5分で10人救助

災害に備えるために

津波や洪水がその地域を襲った場合、どの程度まで水嵩が上がるのか、各自治体はすでにハザードマップを持っています。
万一の事態に備えてヘリポートや備蓄倉庫を兼ねた避難施設を設けることをお勧めしています。
未来の災害に備え、命を守るためのインフラ整備を今こそ考えましょう。

 

「新・ヘリポートの造り方」

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