News & Topics

レオナルド社、エアロファシリティー社をAW09型の正規販売代理店に任命　6 月27日、エアロファシリティー株式会社（以下、エアロファシリティー社）発表。同社は、レオナルド社からAW09型の日本における正規販売代理店に任命されたことを明らかにした。　これは、6月4～5日にスイスのモリスにおいてレオナルド社がAW09型単発タービン・ヘリコプターの各国販売代理店とパートナーを集め、初のAW09型ネットワーク・イベントを開催した際に公表されたものである。

●AW09型の特徴次世代ヘリコプターとして設計された AW09 型は、ガーミン社製 G3000H 型を装備したグラス・コックピットと、サフラン社製Arriel 2K型ターボシャフト ・ エンジン（デュアル・チャンネル〔エンジン制御用コンピューターが 2 台ある〕の FADEC〔エンジン電子制御装置〕付）を採用。また、5 枚のメインローター・ブレードとシュラウデッド・テールローターにより振動や騒音レベルを抑え、高い天井と広々としたキャビンは静かで快適なフライトを提供する。このほか、胴体側面のスライディング・ドアや胴体後部のクラムシェル ・ ドアは利便性を高め、乗客の乗降および荷物の搭降載が容易となり、平らな床面は用途に応じたキャビン・レイアウトへの変更が可能。特筆すべき点としては、本機は単発タービン・ヘリコプター市場において他に例を見ない特徴として、整備や飛行効率、安全機能、技術支援のためのデータリンク機能が標準装備され、効率的な運航をもたらす。現在、AW09 型の予約販売数は既に100 機を超えている。

●エアロファシリティー社とコプター社の関係　エアロファシリティー社は、本機が旧マレンコ・スイスヘリコプター社（現コプター社）として設計製造されていた当初から日本における販売代理店として営業活動を行っており、コプター社がレオナルド社傘下となった現在も引き続き AW09 型の販売に携わることとなった。